講習１　1塁のフォースプレイジャッジ（200分）

大事なこと

• 送球に対して90度の位置でハンズオンニー
• 野手の送球動作を見ながら、送球の状況を見て1塁周辺に目線を（送球の状況を見ないで、ずっと1塁を見ているのはNG） 
• セーフは早くて構わないが、アウトの場合は落球する可能性があるので捕球確認をしてから（ワンテンポ置いて）「He's out!」

セカンドゴロの場合

• リードステップをして（ファウルラインに平行に立って）一旦状況を読む
• セカンドが一塁側に向かってゴロを処理するケース（プレッシャー）については、ファウルラインより外（駆け抜けランナーよりも外）に出てジャッジ 

講習２　4人制　動きの確認（45分）

ケース１

ノーアウト　無走者　センター方向への飛球を二塁塁審が追う

ノッカー・打者走者へのお願い：せめて3ベースヒット以上 

事前に認識するポイント

• 二塁塁審は外野に位置＝外野責任範囲は3分割であることの確認
• スコアリングポジションにランナーがいないため、球審も動ける状況＝クロックワイズ（時計周り）

動き方

①二塁塁審が外野飛球を追う「Go out!!」

②他の審判は二塁塁審が追ったことを確認し、他の審判の動きを確認しながら、以下の動き

球審：三塁へ移動し、三塁でのプレイに備える。（打者走者の三塁触塁確認）

三塁塁審： 二塁内野内に移動し、二塁でのプレイに備える。（打者走者の二塁触塁確認）

一塁塁審：打者走者の一塁触塁を確認し、打者走者が二塁を回ったら、打者走者と平行に走る（ミラーリング）ようにして本塁へ移動。本塁でのプレイに備える。 

ケース２

ツーアウト　ランナー２・３塁　レフト方向の打球を三塁塁審が追う

ノッカー・打者走者へのお願い：せめて2ベースヒット以上 

事前に確認すること

• 2塁塁審は内野に位置しているので、外野責任範囲は2分割
• スコアリングポジションにランナーがいるため、球審はステイ（クロックワイズではなく三直パターン）
• ツーアウトなので、タッグアップ、インフィールドフライはない

動き方 

①三塁塁審が外野飛球を追う「Go out!!」

②他の審判は三塁塁審が追ったことを確認し、他の審判の動きを確認しながら、以下の動き

球審：ステイ

二塁塁審：三塁に移動し、二塁走者の三塁触塁を確認。その後の三塁のプレイに備える。

一塁塁審：内野に入り、打者走者の一塁触塁を確認。その後の一・二塁のプレイに備える。

講習３　3人制　各塁審の位置と外野責任範囲（30分）

無走者 or 走者三塁

走者二塁 or 二・三塁

覚え方：単独三塁以外の走者ありでフォース状態でない

※ツーアウトの場合を除く

走者一塁 or 一・二塁 or   一・三塁、満塁 

覚え方：走者ありでフォース状態

※ツーアウト走者二塁 or 二・三塁の場合を含む 

講習４　3人制　動きの確認（45分）

ケース１

ノーアウト　無走者　レフト方向への飛球を三塁塁審が追う

ノッカー・打者走者へのお願い：せめて3ベースヒット以上

事前に認識するポイント

• 各塁審は通常の位置＝外野責任範囲は2分割であることの確認
• 長打だった場合には、すぐに内野に入る意識

動き方

①三塁塁審が外野飛球を追う「Go out!!」

②他の審判は三塁塁審が追ったことを確認し、他の審判の動きを確認しながら、以下の動き

球審：打球方向、本塁前方内野内に入り、 プレイの状況を見ながら本塁に戻る。

一塁塁審：内野内に移動し、打者走者の一塁 触塁を確認後ピボットをとり、す べての塁でのプレイに備える。（打者走者の全ての全ての塁の触塁確認と、打者走者について3塁まで追い切る）

ケース2

1アウト　走者１・２塁　ライト方向への飛球を一塁塁審が追う

ノッカー・打者走者へのお願い：ライト深めに守らせて、深めで捕球させる。2塁走者はタッグアップする。

事前に認識するポイント

• 三塁審は内野に位置＝外野責任範囲は3分割であることの確認
• インフィールドフライがある状況であることを確認
• 特に2塁においてタッグアップがあり得る状況を認識

動き方

①一塁塁審が外野飛球を追う「Go out!!」

②他の審判は一塁塁審が追ったことを確認し、他の審判の動きを確認しながら、以下の動き

球審：本塁前方内野内に入り、二塁走者の三塁触塁を確認し、プレイの状況を見ながら、本塁でのプレイに備える。 二塁走者がタッグアップした場合、三塁でのプレイに備える。

一塁塁審：一塁走者の二塁触塁を確認後、打者走者の一塁触塁を確認し、プレイの状況を見ながら一塁走者および打者走者の一・二・三塁でのプレイに備える（一塁走者および二塁走者のタッグアップを見る）。